国語の学力を伸ばすためには、学校や塾の勉強だけでは足りません。どうしても家庭での日々の取り組みが大事になってきます。
 今回は、主に家庭での学習で国語の学力を伸ばす方法についてお話します。

【教科書の音読】
 家庭での学習で一番簡単で効果があるのは、この音読です。ですから小学校の低学年・中学年では、学校から毎日のチェックシートも渡されて、毎日音読をする宿題が出されることが多いです。
 毎日の音読は、実は小学校の高学年でも中学生でも大変効果的です。毎日ほんの10分ぐらいで十分です。国語はもちろんのこと、ほかの教科の教科書も音読するとよいでしょう。
 音読の仕方として、ただ読むのではなく、「その文章に何が書いてあるか」を、自分の頭で理解しながら読むことが大事です。
音読を続けると、しっかり文章を読み内容を理解する力(読解力)がついていきます。この力は、国語のみならず各教科の文章題の問題を解く力にもなります。
 また、黙読より音読の方が学習内容をよく理解でき、「何度も口に出して言う」ことによって覚えやすくなるため、各教科の学習としても効果があります。

【読書をする】
 まずは、自分の好きな分野の本でよいです。学校の図書館で本を借りて沢山読みましょう。楽しみながら国語力を伸ばせる、またとない方法です。わからない言葉があってもあまり気にせず、どんどん読み進めてよいです。
 最初は文章の少ない(又は簡単な)本でもよいですが、読書に慣れてきたら、だんだんと自分の学年より少し難しい文章の本も読んでいくとよいでしょう。読み物を楽しみながら、長文を読みこなす力だけでなく思考力や想像力も養うことができます。

国語の学力は、読み・書き・コミュニケーション力だけでなく、子どもたちが将来、あらゆる分野の知識を習得し、さらに未来を創造していくための基礎となる力です。そのためにも、国語の力をしっかりつけていきましょう。